防音ブース制作備忘録
【おきらく設計編part2】

      2017/03/19

こんにちわ。『【設計】は英語で【ノープラン】』でお馴染みの藤川ほたです。

【おきらく設計編part1】からのおさらい。

①ボーカルブース 兼 作業場

②2畳ぐらい

③ブースの壁の3方向は部屋の壁から離す

を満たすように簡単に設計していきます。①ボーカルブース 兼 作業場の途中でした。

前回までで下図のようになりました。

①ボーカルブース『兼 作業場』と切り離せない②『2畳』

僕の部屋は6畳です。(お恥ずかしながら実家の2階)

部屋の中に机を広げてMIDIコンを置いて、PCを置いてディスプレイ2つ…とすると2畳ほどの広さになります。

そこに例えば1畳のボーカルブースを置いてしまうと全部で3畳…部屋が狭くなってしまうので、

普段使いもできるようなボーカルブースにしたい。

ドアを開いたり開口部を取り付ければ、風通しも良くなるし熱も篭もらないので作業場として使えるのでは?

それとボーカルブースを2畳にしなければならない理由はもう1つ。

耐荷重量180kg/㎡

180kgは一応守ります。一応ね。オンボロアパートに引っ越す可能性もあるからね。

部屋全体だと130kg/㎡、6畳というと1000kg越えでも大丈夫みたいです。築年数にもよりますが。

とするとボーカルブースは全体的に狭いほうが軽くなっていいんじゃないの…と思いますが…。

例えばパネル6枚の床用意し下記のようにボーカルブースを置いたとします。

壁1枚を20kg、床と天井がそれぞれ15kgとすると、ブース全体が110kg。赤く囲ったパネル2枚で支えるとして、1枚あたり55kgの重量がかかります。

これを横に3倍の広げたとします。壁20kg✕8枚、床15kg✕3枚、天井15kg✕3枚の計250kg。これを6枚のパネルで支えるわけですから、1枚あたり41.6666...kg。小さく作ったときよりパネル1枚あたりの耐荷重量が小さい!

ブース全体の重さは大きくなりますが、広げ方によっては局地的に重量がかかり過ぎるのを防ぎ、広域に分散させることができるのではないでしょうか。

狭く作りすぎますと、壁と床と天井、そして人の分の重さが一箇所にかかりますし、音の跳ね返りや換気扇の音なんかもマイクに入りますので…。

適度に小さく、適度に広く。とすると2畳ほどがいいんじゃないかなー、と。

ちなみに2畳っていうと1.8m✕1.8mで3.24㎡。130kg/㎡だとすると約420kgまではセーフ?入る人が80kgだとすると防音ブースは約340kg以内がいいかと。

 

③ブースの壁の3方向は離す

 

防音ブース全体は音により全体が揺れるので、なるべく壁から離します。

部屋のど真ん中に置くのはあまりにも邪魔なので下図のように置きます。

図の左下にはコンセントとアンテナ端子、そしてエアコンが設置してあるので置きません。もしエアコンを取り替えることになったらブースを解体することになっちゃうので。

部屋の横幅は約340cm、縦幅は約250cm。ブースを2畳だとすると約180cm✕約180cmですが…、実際はもっと小さく作ると思います。

(ちなみに1畳ってのは地域によって大きさが異なりますが、ここでは一律して1畳=180cm✕90cmとしています。)

(追記:後日、あまりに邪魔だったのでやっぱ隅っこに置くことにしました。)

 

浮かび上がる課題点

以上は僕が満たしたい3つの要望でした。ここまではさほど実現が難しくありません。

ですがいくつかの課題点が。

課題点1:高さはどうなる?

僕は身長180cmです。すると防音ブースは180cm以上が絶対条件になりますが…

実は防振ステージ(つまり床)を作るのにこちらの商品を使おうと思っています。

【万協フロアー】WP-160 適応床高(mm)122~192スラブ固定式二重床支持脚50個入れ(沈み込みが少ない支持脚)これを取り入れると下図のようになります。

高さ200cm超えは確定してしまいます。

しかし藤川ほたは掃除が極度に苦手です。

防音ブースの上に埃が積もってしまったら"最期"やん!

それは防音ブースを天井ギリギリまで高くすることによって解決しますが、となると次は重量の問題が…。

ということで、僕は次のような作戦を思いつきました。

見ての通り頭が飛び出ています。

天井部分を開けるようにするのです。

そしてボーカルブースとして使うときはこちら。

天井のフタを閉じます。ボーカルブースとして使うことは普段はありません。歌うときだけフタを締める。

僕は立って歌うことはほとんどありませんし、弾き語りのときにも高さはいりません。

何より普段はフタが開いてるので開放的です。ドアも開けるために熱は篭りませんしクーラーも効きます。

難点としては、小さすぎるために起こるリスニング環境の悪さですかね…。

部屋の形を工夫したり、有孔ボードの表面に音を乱反射させるためのパネルや布を設置しないとダメかも…。

また、ドアとフタの設置により隙間から音漏れがしやすくなり、遮音性能が駄々落ちします。二重にするなりしないと!

ドアはどうする?

1番困っているのがドアです。引き戸にするか外開きにするか。なるべく隙間を失くさなくてはなりません。

ということで考えたのがこちら。

引き戸にすることにより、隙間がうまく空気層になっていい感じになるのでは…?

ただやはり隙間が大きくなってしまうのでそれを隙間テープなんかで埋める必要があるのと、ドアを滑らす仕組みをどうするか。

音楽スタジオなんかでは、ドアを2重3重にしてますね。お金がある人は実践してみよう。

(追記:後日、コストがかかりすぎるので変更しました。)

内装は組み立て次第、加えていく

結構ぶっつけ本番な部分があります。換気扇やコード取入口なんかは後からつけたほうが良さそう。

とりあえず目ぼしい商品があったらチェックして、どのように使うか実際に組み立ててから考えたほうがよさそうです。

今のところは省スペースのための壁掛けモニターアームと壁掛けギタースタンドですかね。

自由に穴をあけられるところがDIYの良いところ!

 

それでは、次回の【しっかり設計編】へ。

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