防音ブース制作備忘録
【しっかり設計編】

      2019/02/19

こんにちわ!「ツヨシしっかりしなさい!」のパズルゲーで遊んでいた藤川ほたです。

今回からようやくちゃんとした設計に取り掛かります。

広さを決める

内側の広さを決めます。まずはモニターと目線との距離。

「ユーザーと画面の距離は40センチ以上、ワイド画面ならば50センチ以上」とあります。(参考:【保存版】ディスプレイの疲れ目対策"10選"

50cmって結構近いですね!僕はデュアルディスプレイで横幅があるので、念のため70cm~80cmは取ります。

そして視線はモニターに少し落とす程度。ちなみにスピーカーは耳の高さと同じ高さに設置します。

ってことで120cmくらいとれば結構余裕がある…かな?

お次は横幅。モニター2つを横に並べて98cm。スピーカー17cm✕2で34cm。

ということで140cmあったら良さそうですが、モニターやスピーカーは買い替えもあるし少し広めに取っておいたほうが良いかも。ということで150cm。

最後に高さ。イスに座った僕の高さは130cm。そこから背伸びをグーッとすると手の先が160cmあたり。

それに少しだけ余裕を持たせて…高さは170cmということにしました。

今までのを総合し、内径が縦120cm✕横150cm✕高170cm

の箱を作ることを目標とします。

(追記:後日、スペースと材料の関係で縦120cm✕横130cm✕高158.5cmになりました。)

パネルごとに決めていく。

内側の広さを決めたら次は床(防振ステージ)や外側を決めていく…というよりもパズルのように決まっていきますね。

ブースはパネルをあらかじめ作っておき組み立てていきます。なのでパネルごとに設計します。

なお、ここからは長さや幅を「mm」で表記していきます。そっちのほうが一般的なので。

原則としてビスはベニヤやボードの表面に打つようにします。

簡単に描くとこんな感じです。書き込まれてる数字は厚さ。ビスは実際にはもっと打ちます。

有孔ボードが5mmほど、グラスウールが50mm、空気層が40mmだとすると、床材には95mmの「のりしろ」を作ります。有孔ボード・グラスウール・空気層の分だけ部屋が狭くなってしまうからです。

外側のベニヤの厚さは防振ステージの設計で大体決めます。

防振ステージ

こんな感じ。支持脚の長さは10cmほど。防振ゴムは接着剤か両面テープで止めます。

幕板というのは勝手に僕がそう呼んでいるだけで本当に幕板というかは謎です。

1番下の床材の下にはカーペットか防振マットを敷きます。これは元々の床を保護するためで防振はおまけ。

防振マットのようなゴム製品は、塩化ビニル製の床材と長時間触れるとベタベタしたり床が変色するので注意。

天井

開閉式にするので少しだけ特殊。まず壁を縁取るようにフレームをつけ、半分だけ合板を設置。

開いてるもう半分には固定せず乗っけるだけ。真ん中に丁番をつけて開閉式に。

これが基本形ですが、音漏れを防ぐためにドアを重くしたり強く締め付ける仕組みが必要かも。それはとりあえず置いといて次へ。

ドア

「引き戸にする」と前回言ってましたが、結局は開き戸にしました。

理由はコスト・材料・重量など。やっぱり開き戸が楽です。

仕組みは天井と同じ。ドア部分が1番隙間ができるんでちゃっかりやります。

ドア部分は正直ノープランです。

取っ手部分や隙間を埋める方法など、作ってみないとわからない部分が多いので。

開閉部分が大きすぎるとそれを支える他の部分に負担がかかったり、蝶番を大きくしなければならないので、なるべく小さくしようかなーっと。

番外編

広さはそれで充分なんか?

DTMerはやたらと機材が多いです。

ディスプレイ、スピーカー、MIDIコン、オーディオインターフェイス、楽器、ハード音源など…。

それらを全ていれると結構キツイです。そこで、スピーカースタンドやキーボードスタンドは中にいれません。

机やスタンドも自作し、ブースの補強の一部として組み込むからです。大きさも自分で作れますし。

PC本体もブースの外側に設置し、ブース内にケーブル類を引き込みます。PC本体をいれるとブース内が暑くなるので…。

なるべく省スペースを実現したいですね。

部屋の壁は斜めに?

3方向の並行した壁の部屋で音を出すと定在波が発生します。どういうことか簡単に言いますと…。

音は壁に反射し続けます。するとある一定の所で無駄に響いたり響かなかったり。

そのせいで聞く場所によっては「なんか音がボヤッとすんなー」なんて現象がおこります。

(参考:わかりやすい高校物理の部屋/定常波

それを防ぐために壁を斜めにしたり、モニターを斜めにしたり、観葉植物を置いたり。

だけど逆に響きすぎてしまったり、置いたものが共鳴したりするので一概に「こうすれば完璧」というものはありません。

僕の場合は正面のモニターを斜めにしたり、布をかけたり…。できれば天井や壁を斜めにしたかたった。

こんなん作れないので今回は見送り。

でも作りたかった…。

次回、問題勃発

おおよその寸法を決めましたが、しっかり設計すればするほど、重量、木材など様々な問題点が浮かび上がります。

次回「問題勃発編」へ!

では。

 - 防音ブース制作備忘録