防音ブース制作備忘録
【問題勃発編】

      2017/04/06

こんにちわ!『人生とは問題を解決していくことだ』…藤川ほたです。

前回ではおおよその寸法を出し、今回は細かく寸法を書いていきますが…

数字を出していくと様々な問題が勃発し、設計をし直すことになりました。

その過程と新しい案を構築していきたいと思います。

当初の全体図

外側はこんな感じ。防振ステージの厚さはハッキリしてませんので全体的な高さは出せませんが約1800mm。

外側のベニヤやドアを外した図を見てみます。

わかりやすく色分けしてみます。赤が防振ステージパネル、青系統が壁パネル、緑系統が天井パネル。色がついてないところは後ほど。

1番下の太い黒は床を傷つけないための厚さ2mmくらいのマット。正直貼らなくても良いかな。

ではパネルごとに見ていき、重量計算をしていきます。(参考:らくちん設計.com)

防振ステージ

横755✕縦1410の合板を2枚。その上にゴムを配置。

因幡電工 防振パット GPC-100-10因幡電工さんが出してる防振パット。100mm幅のものを50mm幅に加工します。

合板を縁取るように置きたいんですが、予算の関係で少しだけケチる。

横755mm✕縦1410✕高105のフレームを作り、それを防振ゴムの上に載せます。

この上に厚さ12mmの合板を載せるんですが、合板の下は空洞ですので人の重さに耐えきれません。

通常では12mmの床板を設置する場合、「根太」という補強を約300mm間隔に設置するのが良いらしい。

フレームの内部は665mmなので3等分するように根太を設置。

当初はゴム付きの支持脚を使う予定でしたが、根太用のゴム付き支持脚を発見。

万協 防振システムネダSNP3B型(3本脚) 82㎜〜115㎜

万協フロアーさんから出ている『システム・ネダ』。種類が結構あって、組み合わせながら使うと良さそうなので採用。

その上から合板を貼り合わせます。

計算してみると、防振ステージ全体で大体35kg。

ちょっと待ってくれ。予想以上に重い!!

問題点その1『重すぎる』

壁は厚さ12mmで…厚さ45mmの板材を使って…などと考えていましたが、床35kg、壁100kg、天井30kg…。そこに吸音材や遮音シートを足していき…

ざっと計算すると防音ブース全体が200kg近くに。

実はと言うと既にいくつかの材料を注文済み。幸いにも防振ステージ以外は注文の訂正が利くので、ここからは厚さ30mmの板材を使って設計。

壁も12mmのベニヤを使おうと思ってましたが、9mmに変更です。

壁(長辺)

壁の外枠。巾755✕高1555✕奥行105のフレームを2つ並べます。

ベニヤを外側(画像奥)から貼り、有孔ボードは補強フレームに貼ります。

しかし、再び問題点が浮かび上がります。

問題点その2『吸音材』

吸音材はこちらのシリーズを買いました。既に家にあります。

旭ファイバーグラス マットエース マットエース密度10K 厚さ100ミリ×幅430ミリ×長さ2740ミリ 14枚入旭ファイバーグラスさんのマットエースシリーズ。画像は密度10kのもの。他にも様々なグラスウールがあるんですが、マットエースの24k50mmを選びました。

このマットエースには「耳」がついていて、その耳とフレームをタッカーで留めると便利だそうです。しかし、そのことを全く考えていなかった…!

補強フレームを縦にすればええやん!とも思うんですが…

300mmだとちょっと幅が狭すぎる…。

グラスウールは「スポンジみたいにふわふわしてるから押し込める」と思ってたんですけど、あまりぎゅうぎゅうに詰めても良くないそうです。ですよね。そのための24kですし。

設計し直し。

『重すぎる』…壁1面につき約32kgになってしまう。

『吸音材』…設計とグラスウールが合わない。

グラスウールは種類が豊富なので「ロール型のものを買い使う分だけ取り出す」という作戦を取れば良かったんですけど…。マットエースの施工性の良さに惹かれて思わずポチってしまいました。

『重すぎる』という問題も抱えているので、いっそのことマットエースを活かす形で設計し直したいと思います。

というわけで次回、全ての設計を終えて「THE FINAL」をお送りできますように…。

 

では。

 

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